ホームセンターに行くと、DIYコーナーでいろいろなパーツをじっと眺め吟味している人がいます。電気のこぎりなどの道具を検討している風の人がいます。DIY好きなんだろうなぁ、何作るんだろうなぁと想像して、ちょっとうらやましいです。
最近は女性もDIYします
昔はこういったことは男性の仕事でしたが、最近では女性でも好きな人が多いですね。道具が増え、女性でも扱えるようになったことも関係しているでしょう。
ちょっとした家具は普通家具屋さんで買いますね。ただ自分の使い勝手を考えると、どれも帯に短し、たすきに長しで、もう少しここが高ければ…ここの仕切りがもう少し狭ければ…木の色がちょっとイメージと違うんだけど…ということも出てきますよね。これだけものがあふれる世の中なのに、自分の要望にぴったりのものはなかなか見つからないこともあります。で、本当に自分に合うデザインのものがほしいとこだわると結果、自分で作ってしまう方が早いということもありますね。
子供が使う家具の場合、安全性も気になります。接着剤はどんなものが使われているんだろう、なめても大丈夫なのかな。でき上がったものを買うときはそんなことも気になりますね。そう思うと、自分で作って安心したくなります。裁縫は苦手でも工作や大工仕事は得意という人も案外多く、安全性のこtも考えてせっせと子どもの家具を作るという人もいますね。
DIY工作アドバイザーという認定試験があります
そういった趣味が高じて、道具の扱いや材料への知識、もちろん作り方など他人に教えるほどだというあなた、さらに一歩進んで認定資格をとってみるのはどうでしょう。公に認められた認定資格があれば、講師活動もできますよ。
講師だけでなく今している仕事に役立つこともあります。ホームセンターなどこういった道具を扱う場では、知識の豊富な人が求められますから。そして認定された資格があれば、採用場面ではもちろんのこと、昇進のときにもおおいに役立ちます。
DIY工作アドバイザー認定試験の内容は?
「日本生活環境支援協会」という機関が認定資格試験を行っています。そのHPには次のように説明されています。
DIY工作アドバイザーとは、DIYに必要な知識、ジグソーやノコギリ等の道具の作り方などの基礎知識を理解しているだけでなく、道具を使用し、家具などの製作に関してアドバイスできる人へ認定される資格です。資格取得後は、自宅やカルチャースクールなどで講師活動ができます。
試験内容は、道具の種類や使い方、材料、そして実際の作り方など、いろいろ問われます。道具ももちろんですが、材料も最近増えていますから、広い知識が求められています。100均のものをじょうずに工夫して使うことも実際のニーズとして高いですよね。また珪藻土など健康という観点からみた素材の知識、その扱い方も知っておく必要があるでしょう。
基準は70%以上の評価で合格です。内容が豊富なのでしっかり準備しておく必要がありますね。
認定試験はどこで受けられますか?
こういった種類の認定資格試験は、仕事を始めてから、または主婦としてたえまなくやることがあるさなかで受けることも多いので、忙しくて時間のとれない方でも受験できるような方法になっています。
申込みはインターネットでできます。受験料も、受験票・試験問題・解答用紙を受け取る際に配送スタッフに支払えるので、手間がかかりません。あとは期限内に自宅受験をし、返送するだけです。
合格・認定について
合格者には、合格認定証または合格認定カードが協会より発行されます(有料)。カードは本人の写真つきのものになりますので、写真とともに「日本生活環境支援協会」に申請しましょう。