1.航空管制官とは?その受験資格や内容、年収はいったい?
航空管制官とはいったいどのような資格なのでしょうか?
航空関係の資格は他にも色々ありますが、この航空管制官というのは
聞いただけで、少し難易度が高そうな雰囲気を感じますよね。
航空関係の国家資格でいえば、航空従事者や航空工場検査員などがありますが、
どちらも航空機内に入ったり直接航空機に手を加える国家資格ですよね?
ということは、これらの国家資格は直接的に航空機と関連した職業という
形になるというのがよくわかると思います。
航空関係の職業に深くかかわりたい方や、航空関係の職業に
携わりたい願望の強い方には非常におすすの出来る国家資格です。
ですが・・・ここで知っておいてほしいことは2つあります。
1つ目は、非常に仕事内容がハードということです。
それぞれの空港で違うことは多いですので、異動などがあった場合は
もう一度一から覚えなおさなければいけないのです。
そして2つ目ですが、合格難易度の高さです。
近年ではなんと合格率は驚愕の9.4%です。
これほどまでに難しい資格ですので、期待できるのは
間違いなく年収ですね。そこもご紹介していきましょう!
2.航空管制官とは?
航空管制官とは、航空交通の安全や秩序ある流れとうのを確保するために、
全国各地に散らばっている空港で航空機に対し、各空港に配置されてある管制塔から、
離着陸の許可や飛行の方向・高度などといったあらゆる指示を
パイロットに送る航空交通管制業務を行う国家公務員となっております。
よくテレビなどで、パイロットに理解不能な英語などで支持を送っている
映像を見たことがありませんか?
あれは司令塔から支持を送っている時で、実際もそういったイメージで間違いないでしょう。
受験資格
航空管制官の受験資格ですが、21歳以上30歳未満であることが大前提です。
さらに、21歳未満でありながら、次のことが必須となります。
1.大学を卒業した者及び試験年度の3月までに大学を卒業する見込みがあり、
人事院がこれらの者と同等の資格があると認める者であることです。
2.短期大学又は高等専門学校を卒業した者、及び試験年度の3月までに
短期大学又は高等専門学校を卒業する見込みの者並びに人事院が
これらの者と同等の資格があると認める者の2つになります。
年収
この職業の平均年収はおよそ600万円となっております。
平均月収となると、だいたい40万円越えなのです。
手当は約9万円近くにもなるため、比較的良いでしょう。
3.航空管制官養成施設徹底比較
★航空保安大学校
ここでは航空管制官の専門的な知識を学ぶことが出来ます。
というのも、航空管制官基礎研修というのがある為、
航空管制官の国家資格を取得しやすくなります。
成田つくば航空専門学校
日本で航空管制官についての専門知識を身に着けることが出来る
数少ない専門学校となっております。
航空についての学科が設けられている為、
航空関係のみの知識を学ぶことが出来ます。
日本外国語専門学校
ここは航空管制官についての専門知識を身に着けることはできませんが、
エアライン学科にて航空管制官への道を開くことが出来ます。
さらに、外国語についても学ぶことが出来るのも大きいですね。
パイロットは日本人だけではありませんので、外国語での支持も
必要になってくることがありますね。
4.航空管制官になるために
航空管制官になるためには、航空管制官受験後、
1年間の研修を経る必要があります。
この1年間でどれだけ、多くの知識を身に着けることが
必要か、ということも大きなことの一つではありますが、
もう一つは、自分の時間をどれだけ費やせるかということでもあります。
やはり、航空管制官となれば、必要となってくるのは
外国語もその一つです。
パイロットが日本人でないとき、外国語に対応できなければ
航空管制官としての職務は全うできません。
どんな時でも、素早い対応力と語学力を
身に着けて行くことが航空管制官への道で
一番大切なことではないでしょうか?
ぜひ頑張ってみてくださいね!