歯科技工士になるための資格や試験とは?

①歯科技工士について

(歯科技工士とは)

歯科技工士は、歯科医師が作成した指示書を元にして入れ歯などの義歯や差し歯、金冠や銀歯などの製作や加工を行う医療系の技術専門職です。最近の歯科医療での工場と医業の分業化の傾向に伴って、非常に高度な精密技巧の技術と審美感覚が求められています。また、義歯という口の関連のものだけでなく、顎や顔面の義眼や耳介などや、その他義指などの様々なものを製作している人もいます。現代の歯科医療では、歯がなくなり噛む能力が低下すると、全身の健康が阻害されると言われています。それを防ぐためにも歯並びやかみ合わせのバランスを考えることが重要であり、歯科技工士に的確な判断力と技術力が求められます。また、歯並びや歯の形、色などについては、審美的な要求も多いので、常に新素材の研究と学術的、技術的な研鑽も必要になります。

(歯科技工士の資格)

歯科技工士は、歯科技工士法に基づく歯科技工士国家試験に合格した人に対する、厚生大臣免許の国家資格であり、業務独占資格ですので、歯科医師もしくは歯科技工士以外が歯科技工業務を行うことは法律で禁止されています。

(歯科技工士の受験資格ルート)

歯科技工士の資格は、歯科技工士の養成する大学や専門学校を卒業しても、歯科技工士の国家試験に合格しなければ取得できません。歯科技工士試験の受験資格は、文部科学大臣または厚生労働大臣が指定している歯科技工士学校または歯科技工士養成所を卒業した人や、試験日までに卒業の見込みがある人、歯科医師国家試験または歯科医師国家試験予備試験の受験資格がある人、外国の歯科技工士学校を卒業した人や、外国で歯科技工士の免許を取得している人、または同等の意識や技能を持っていると認められる人に限られています。

家電

 ②難易度・試験科目・試験日程などについて

(難易度)

歯科技工士の国家試験合格率はここ数年90%以上であり、歯科技工士養成機関で着実に知識や技術を習得すれば、合格の確率はかなり高くなると考えられます。歯科技工士試験には受験資格が設けられていますので、いずれかの受験資格に該当していないと試験が受けられなくなります。

(試験科目)

歯科技工士の試験科目は、学科試験と実地試験に大きく分かれています。学科試験は、歯や口腔にまつわる解剖学や有床義歯枝工学、クラウンブリッジ補綴学や保存修復学を学ぶ歯冠修復技工学をはじめ、矯正歯科技工学など8科目から出題され、全科目が必修になっています。実地試験は実技を見るための試験で、必修試験は全部床義歯の人工歯配列及び歯肉形成とカービングです。また、出題内容は都道府県や受験する年度によって、歯冠修復物のワックス形成などの任意問題も課されます。試験は都道府県で実施されますので、詳細を確認する必要があります。

(試験日、合格発表)

試験の実施は2月に行われる予定で、合格発表は3月に行われる予定です。

ucan

 ③就職先・仕事の内容・年収などについて

(就職先)

歯科技工士の需要は、ベテランの従事者が多い反面、若手の人材が不足しており、年々高まっている状況にあります。歯科医療を行う際には、歯科医院にとって歯科技工士は必要な存在です。歯科技工士の仕事は入れ歯や義歯、詰め物やマウスピースなど広範囲であり、需要がなくなることはない状態です。また仕事も豊富にあり就職先が決まらないことも考えにくい状況です。ただ、最近はアジアを中心に海外からの技工物の輸入も増えてきており、価格の面では日本の歯科技工所が押され気味です。しかし、日本の歯科技工技術は世界のトップレベルであり、確かな腕はどこでも通用します。

(仕事の内容)

歯科技工士は、歯科医師の指示に従って、入れ歯や差し歯、マウスピース、歯の矯正装置などを作成する業務です。虫歯を削った後に入れる詰め物なども作ります。歯科医師や歯科衛生士が、虫歯を削ることや入れ歯を入れる箇所の歯型を取り、それが歯科の技巧所に渡されます。歯科技工士は、義歯や入れ歯などの歯科技工物を患者の歯の状態に合わせて作成します。口の中で使用される人工物は全般を取り扱い、具体的には入れ歯やクラウンと呼ばれる被せ物、歯科矯正で使用される矯正装置などがあります。繊細な神経が走る口内に人工物を入れるので、歯科技工物には細心の注意を払った技術と集中力が求められます。少しの違いでも患者の使い心地が大きく変わるので、非常に神経を使う仕事になります。

(年収など)

歯科技工士の給料は、月額で15万円から17万円程度と言われています。年収は約400万円が一般的と言われます。給料や待遇が長い労働時間に見合っていないという意見もありますが、特殊な技術を有している場合は、高収入を得られる職場もあるようです。規模が大きい歯科技工所は年収が低いというデータもあり、厳しい職場環境のところもあるようです。

通信講座

通信教育

④歯科技工士専門学校ランキング

1位 新大阪歯科技工士専門学校

新大阪歯科技工士専門学校は、高齢化社会で注目度がますます高くなっている医療系国家資格の歯科技工士を育成する全国最大の専科校です。開校以来39年の長い歴史があり、今まで5500人以上の国家試験合格者を排出している実績があります。学ぶ内容やカリキュラムに魅力があり、インターンシップや実習も充実しています。また、伝統に培われた高い就職力があるので、就職に強いことが大きな特徴になっています。

2位 新東京歯科技工士学校

新東京歯科技工士学校は、最先端の歯科医療に対応した2学科3コース制があり、新時代の歯科技工士を養成します。歯科技工所、歯科医院、病院、スポーツマウスガード、歯科企業、CAD/CAM、海外のそれぞれ7つのシーンを学ぶことができることが特徴になっています。

3位 新横浜歯科技工士専門学校

新横浜歯科技工士専門学校は、少人数制の丁寧な指導と充実サポートにより即戦力の歯科技工士を目指します。学生が教員や講師に相談しやすい環境であり、学生の希望を理解して指導します。先端技術を取り入れた実習で必要な知識を学び、幅広く活躍できる人材を育成します。

 4位 仙台歯科技工士専門学校

仙台歯科技工士専門学校は、歯科技工士の国家資格取得に向けた専門的な教育を実施しています。一人一人に丁寧な学術や実習を指導して、基礎から段階的にステップアップできる指導体制を、つくり上げています。就職指導も、一人一人の希望を実現するためにしっかりサポートします。

5位 滋賀県歯科技工士専門学校

滋賀県歯科技工士専門学校は、歯科技工士の国家資格の合格から就職まで、一人一人を徹底的にサポートします。今後高齢化社会の到来により、補綴物や義歯などの必要性が更に高まります。滋賀県歯科技工士専門学校は、少人数の環境できめ細かい資格取得や就職のサポートをします。

 ⑤まとめ

歯科技工士は、歯科医師から入れ歯や差し歯などや、歯の詰め物や被せ物などのオーダーを受けて、義歯をつくる仕事です。小さい一本ごとの歯を、それぞれの人に合うようにつくるという、非常に神経を使う繊細な仕事です。日本の歯科技工の技術は海外でも高く評価されていて、日本の歯科技工士が海外に進出する機会も多くなりつつあります。逆に、簡単な技工物はアジアを中心に安く輸入させることが一般的になっており、いかに高い技術を身につけておくかが、将来も活躍するポイントになると考えられます。現在は離職率が高くなっているので、歯科技工の現場では若い熱意のある歯科技工士に対する期待が高くなっています。

通信教育の講座  通信教育の講座

tsushinkyouiku8歯科衛生士になるための資格や試験とは?

tsushinkyouiku8理学療法士になるための資格や試験とは?

関連記事

  1. カクテル資格人気ランキング

    色とりどりのきれいな色、ロマンティックなネーミング、そして、ほんの少しアルコールがほしい…

  2. 健康つぼ押しインストラクター口コミ評判

    みなさん、健康つぼ押しに関する知識をお持ちでしょうか?健康つぼ押しの知識を持っていれば、疲労回復がで…

  3. 焼酎セレクトアドバイザー口コミ評判

    みなさん、焼酎セレクトアドバイザーに関する知識をお持ちでしょうか?焼酎は大好き!でも、詳しい知識は知…

  4. ビジネスマネジメント

    ビジネスマネジメント資格人気ランキング

    ビジネスマネジメントとは、ビジネスに必要なさまざまな資源や資産、リスクなどを管理し、経営上の効果…

  5. 美ヨガライフインストラクター口コミ評判

    みなさん、美ヨガライフに関する知識をお持ちでしょうか?ヨガは、基礎代謝アップやホルモンバランスの調整…

  6. カフェコーヒー

    コーヒーソムリエ認定試験口コミ評判

    コーヒーソムリエ認定試験の口コミと評判を見やすくまとめています。コーヒーソムリエは非常に人気が高い資…

  7. tsushinkyouiku8

    通信教育で資格を取ろう

    通信教育の最大のメリットは、自宅に居ながら資格が取れるという点でしょう。日中は仕事をしていてなかなか…

  8. tsushinkyouiku8

    労働衛生コンサルタントになるための資格や試験とは?

    ①労働衛生コンサルタントについて(労働衛生コンサルタントとは)労働衛生コンサルタントは、…

通信教育講座情報

通信教育で学ぶ

PAGE TOP
ツールバーへスキップ