歩き方…子供の頃、たびたび注意されたのという人もいるのでは?姿勢が悪い!背筋を伸ばして歩きなさい!と。大人になった今は誰も注意してくれません。自分の立ち姿は鏡でたびたびチェックしても、歩く姿はなかなか見る機会はないものです。たまには動画を撮ってもらい見てみるのもいいかもしれませんね。あえてウォーキングをしない人でも、歩くことは毎日のことですから。
この歩き方ですが、みばえという点でももちろん大事です。加えて身体全体の調子をよくする、悪くしないという点でもさらに大事です。背筋を伸ばし、足をしっかり前に出すことは、内臓の働きをよくします。また、腰や首の関節を傷めないためにも正しい歩き方を一度しっかりと習慣づけることをぜひしてほしいものです。
より効果的なウォーキングのために
ウォーキングのダイエット効果が注目されていますね。脂肪を燃焼させる運動はどれもダイエットになりますが、継続がなかなか難しいもの。そういった意味でウォーキングはまず継続しやすいですからね、効果が出やすいものです。ただしいくつかのコツがあります。
・景色を眺めながらのんびりはウォーキングじゃない
散歩とウォーキングは違います。散歩は散歩で気持ちいいですが、ウォーキングの場合は腕を振るようにして速足で歩きます。目安は人とおしゃべりができ、かつ少し息がハァハァする感じです。息が上がらないほどのゆっくりした程度では残念ながら効果は期待できません。
・親指とかかとを意識する
足を踏み出すときには親指でしっかり地面を蹴るのを意識します。そして足が着地するときにはかかとから着地するのを意識します。いかにも運動的なキレのいい歩き方になりますから、気持ちいいですよ。背筋も自然と伸びます。
・腰や足のもも、ふくらはぎなどを意識して歩く
背筋を伸ばすためにも気持~ち腰に力を入れて、上に伸びあがるイメージで歩きましょう。また足のももをさっさと前に出し、ふくらはぎもきゅっきゅっと地面から跳ね上げるつもりで歩きます。そういった意識は自然と形にも表れます。
精神的にもリフレッシュ!
ダイエットだけでなく、毎日の習慣にすると頭が常にリフレッシュされ、身体だけでなく心も軽くなります。このよさを実感しているあなたはぜひインストラクターになり、継続ができない人たち、間違った歩き方をしている人たちをじょうずに指導してあげてください。
そういえば、ウォーキングで有名なデューク更家氏はこれを仕事とし、モナコに豪邸を持っているらしいですよね。身体にいいことを仕事にしてらっしゃるせいか、実にすがすがしい表情をしてらっしゃいます。年齢に関係なくフレッシュな精神状態ってうらやましいです。
歩き方インストラクター
日本インストラクター技術協会では、歩き方インストラクター認定試験というものがあります。そのHPによると、ウォーキングの効果などの知識を身に付けているだけでなく、さらにその効果を理解し、ウォーキング時のフォームや、個人に合わせた歩き方やペース、コースを考え、より効果を高めるための歩き方を提案できる技能を身に付けていることを認定する資格です、とあります。
自分で実践できるのはもちろんのこと、個々人に合わせたペースやコースを考え、より効果の上がる歩き方を提案できるスキルがあるということですね。協会の名前どおりインストラクターとして仕事をするためには、こういったことがさらに必要ですね。
Googleマップのある機能を使うと、スタートとゴールを同じにし、いろいろなコースをマップ上でシュミレーションして、コースを決められるといったことが、某TV番組で紹介されていました。そんな機能の使い方も含め、教えてもらえるといいですよね。