自分で選んだこだわりのワインを楽しむという方が増えています。ワインは老若男女を問わず大変人気があり、ワインに詳しいと職場などでも一目置かれるのではないでしょうか。また、ワイン好きが高じてワインに関する仕事をしてみたいと思っている方もいるでしょう。ここでは、ワインのプロとして活躍できる人気の資格についてご紹介します。
★ ワインコンシェルジュ
ワインコンシェルジュは、ワインの歴史や産地、品種ごとの特徴、ワインの造り方、サーブの方法、ワインと料理など、ワインに関する基礎知識がある方を認定する資格です。日本安全食料料理協会が実施している試験に合格すると認定されます。資格取得後は、酒類製造、販売、流通、飲食業などで活躍できる人気の資格です。資格試験は、同協会のホームページより申し込み、自宅で受験できます。
ソムリエインストラクター
ソムリエインストラクターは、ワインについての幅広い知識や識別能力を持つ方を認定する方を認定する資格です。数あるワインの中から料理に合ったものを選んで提供し、お客様の相談にも応じることができます。日本インストラクター技術協会が実施している試験に合格すると認定されます。ワインを扱う仕事を目指す方やワインをより深く楽しみたいという方におすすめです。また、資格取得後は講演活動も可能とあって人気の高い資格です。、
ソムリエ(旧ワインアドバイザー)
ソムリエは、日本ソムリエ協会が認定している資格で、2016年より、「ワインアドバイザー」から「ソムリエ」に呼称が変更されました。ワインを中心に食全般の幅広い知識、テイスティング能力を持ち、専門的なアドバイスや適切なサービスを提供できるプロフェショナルが認定されます。受験するには、流通・販売・製造・飲食サービス業、講師やコンサルタントといったワイン・酒類に関連する仕事を通算3年以上経験するなどの実務経験が必要となっていますが、協会員の場合には、条件が違いますので、詳細は同協会のホームページで受験資格等のご確認を。試験は、筆記、テイスティング、サービス実技と3つの試験をクリアしなければなりません。また、この資格取得者は、認定後3年経つと、上位の資格シニアソムリエを受験することができます。ワインのスペシャリストとしてお馴染みで信頼度も高いソムリエは人気の高い資格です。
ワインエキスパート
ワインエキスパートも日本ソムリエ協会が認定している資格です。ソムリエと大きく違うのは、実務経験のない方も受験できる点です。ワインを中心とする食全般の専門的知識、テイスティング能力を持つ方が認定されます。試験は、筆記とテイスティングの2つです。プロフェッショナルを対象とするソムリエに対し、愛好家が主な対象となっており、趣味を深めていきたい方におすすめの資格です。また、この資格取得者で年齢30歳以上の方は、認定後5年経つと、上位の資格ワインエキスパートを受験することができます。
ワインコーディネーター
ワインコーディネーターは、全日本ソムリエ連盟(ANSA)が認定している資格です。ワインに関する専門知識だけではなく、好感度の高い接客、適切なサービスの提供、テイスティングなど総合的な能力を持つ方を認定します。飲食店や宿泊施設、小売店従事者、ワイン業界への就職を希望する学生などがこの資格を受験しています。この資格を取得するには、通信講座を受講するコース、試験を受けるコースなど3つのコースの中から自分に合ったものを選びます。初心者にも比較的取得しやすい資格です。