スパイスは料理の幅を広げ、世界中の多くの料理において欠かせないものですが、独特の香りや味わい、辛みなどがあり、なかなか上手く活用できない方も多いのではないでしょうか。
ここでは、スパイスを使いこなし、料理の腕をワンランク上げてみたい方、スパイスの専門家として活躍したい方、料理関係の仕事のキャリアップに役立てたい方などにおすすめのスパイス・調味料に関する人気の資格をご紹介します。
★ スパイス香辛料ソムリエ
スパイスの歴史や原産地、種類や分類、特徴といったスパイスの基礎知識と有効に活用できる知識を持つ方を認定する資格です。資格取得後は、自宅で料理の幅を広げるのに役立てるのはもちろん、飲食業関係で資格を生かして働いたり、キャリアアップに生かすこともできます。日本安全食料料理協会が実施している認定試験に合格すると取得できます。試験は、協会のホームページより申し込み、自宅で受験できるので、仕事や子育てなどでスケジュールを合わせるのが難しい方にも好評の資格です。
スパイスインストラクター
スパイスインストラクターは、スパイスの種類やその効果や作用、スパイスを有効に活用できる知識を持つ方を認定する資格です。日本インストラクター技術協会の認定試験に合格すると取得できます。資格取得後は、スパイスの専門家としてとしてカルチャースクールなどで講師活動ができます。スパイスを使った料理の腕を上げながら、大勢の方にスパイスの正しい使い方や魅力を伝えていき趣味と実益の実現を目指しましょう。試験は、協会のホームページより申し込み、自宅で受験できるので、初心者でも自分のペースで学習してチャレンジしやすい資格です。
スパイスコーディネーター
スパイスコーディネーターは、調理に使われるスパイスを科学的に理解し、スパイスの活用法を提案できる方を認定する資格です。スパイスコーディネーター協会が実施する「スパイスコーディネーター養成セミナー」を10単位以上受講して、スパイスの基礎知識と活用法を学んだ後、資格認定試験に合格すると取得できます。カリキュラムに沿って基礎から応用まで幅広く学ぶことができるので、初心者にも人気の資格となっています。また、上位資格の「スパイスコーディネーター マスター」も設けられています。こちらは、スパイスコーディネーターの取得者が「マスターコース養成セミナー」を10単位、「実技セミナー」を5単位以上受講した後、資格認定試験に合格すると取得できます。
スパイス&ハーブ検定
スパイス&ハーブ検定は、公益財団法人山崎香辛料振興財団が実施しているスパイスとハーブに関する知識習得度を審査する試験で、スパイスやハーブの基礎知識や活用方法に加え、楽しいエピソード、豆知識などが幅広く出題されます。検定は、1級から3級まであり、レベルに合わせて挑戦できます。2級と3級は、全て択一のマークシート形式で、1級はマークシート形式と記述式の試験で、いずれも正答率80%以上で合格となります。スパイスとハーブの両方を学び、実力を試してみたいという方におすすめの検定です。
カレーマイスター
カレーマイスターは、カレーをこよなく愛し、カレーに関する基礎知識や製法などの幅広い知識を持ち、カレーを通じて食の楽しみを語り、社会へ働きかけることができる人を認定する資格です。日本野菜ソムリエ協会が実施している「カレーマイスター養成講座」を受講し、修了試験に合格すると認定されます。講座では、基礎知識とその知識を魅力的に伝えるコミュニケーション術、カレーパーティーなどカレーを生かしたプロデュースを通して、カレーの楽しみ方を体系的に学習します。カレーに特化した資格で、カレーを愛し、カレーを極めてみたい方、カレーやスパイス料理の幅を広げたい方、カレー店、レストランに勤めている方などにおすすめです。