キッチンと心理
キッチン心理?それって必要?と思われた方もいらっしゃるかもしれません。でもこれが大事なんですよ。私も今まで数々引越しをし、いろいろな家に住んできましたが、いどこちのいい家、悪い家というのがありました。居心地の悪い家の場合は、なんとなく落ち着かず、何かあればすぐいらいらしがちということがありました。そんな経験は皆さまもあるのではないでしょうか。
家のまどりは大事です。賃貸でそれが変えられない場合でも、家具の配置や小物で色を変えるなどの工夫でいかようにもできます。その中でも台所は、毎日の食を作り出す場として寝室とともに大事な場所ですから、ここの快・不快が生活全体に及ぼす影響は実は大きいのです。
そのもやもや、カウンセラーの出番です!
毎日使う場所、大事な食を担う場所でありながら、日々の忙しさの中でなかなか整理整頓を保てない場所でもあるのがキッチン。なんとなく気持ち悪いなぁ、もっとすっきりしたいなぁ、そう思いながらも変えられない。積もり積もった悩みはなかなか解消できない。そんなとき誰かに相談したくなります。台所さえすっきりすれば気分も晴れそうなんだけど…。
そうだなぁとうなずかれた方、そういえばなんだかいらいらするのはこの理由?と不安になった方、そんなときにお役に立つのが「キッチン心理カウンセラー」なんですね。
キッチン心理カウンセラーとは
キッチン心理カウンセラーの資格認定試験を実施している日本メディカル心理セラピーによると「心理学と基礎知識、様々なキッチンの施設、また症状別の治療方法を十分に理解しており、カウンセラーとして活動するレベルに至っているという資格」とのことです。
子どもには教育専門カウンセラーがいるように、多くの時間を過ごすキッチンに関する専門のカウンセラーもあるのですね。まさに大人のための、主には女性のためのカウンセラー?(ジェンダー差別じゃなく、あくまで割合のお話です)
キッチンもいろいろありますから、その配置や色、形などで使いやすさや快適さが変わり、心理面にも大きな影響があるのでしょう。自分の家のキッチンを思い浮かべ、居心地いいか、ちょっと気になってきました。
この資格、資格取得後はプロのカウンセラーとして活動することができるそうです。
キッチン心理カウンセラー資格試験
忙しい方のために試験は年6回実施されています。時期によって忙しい、この時期はちょっと余裕がある。キッチンを預かる人は他の人のために動く人でもあることも多く、1年に2回程度の試験日ではなかなか都合がつけられません。年6回あれば安心ですね。
受験は、申込みから受験実施、合格発表まですべて自宅で完結できます。小さいお子さんがいる場合などはなかなか自由に家を空けられませんから、これは嬉しいシステムです。忙しい学生さんも大丈夫です。心理の勉強をしている、キッチンなどを含めたインテリアの勉強をしているという方、どうぞ挑戦してみてください。
資格試験に合格したら
もちろん、この合格にむけての勉強の中で、ご自分のキッチンもすっきり改善され、気持ちもすっきりされているに違いありません。かつこの試験に合格されたのであれば、他の人のもやもやを軽くしてさしあげましょう。せっかくの資格、役立たせないと!
カウンセラーとして仕事をするのもいいですが、台所に関連した仕事に就く場合にも、これはひとつのアピールポイントになります。ご自分にとっても身近な仕事でかつ役に立つ仕事というのはおもしろく、また長く続くものです。この試験に合格したのを機によりよい転職もいいですね!