色とりどりのきれいな色、ロマンティックなネーミング、そして、ほんの少しアルコールがほしい時にピッタリなカクテルは、まるで飲む宝石のよう。お酒が苦手という人にもフルーツジュースなどを主体としてリキュールを加えたフルーツカクテルは好物という人も多く、女性に人気の飲み物です。
家飲み、ホームバーなど一人のリラックスタイムや、あるいは友達が遊びに来た時の飲み物の用意など、このおしゃれなカクテル作りをマスターしたいという人が増えてきました。
また、飲食店での仕事でも、お酒を出すところなら、カクテル作りのスキルがあるととても重宝されるもの。カクテル関連資格が注目されてきたのも納得です。
この記事では中でも注目の5資格「カクテルソムリエ」「カクテルバーテンダー」「HBAカクテルアドバイザー」「カクテルマイスター」「カクテルアナリスト」についてご紹介します。
★「カクテルソムリエ」
カクテルの知識を初歩からしっかりと身に着けたいなら、カクテルに対して総合的な知識があることを証明できる資格「カクテルソムリエ」がおすすめです。
カクテルソムリエは、「日本安全食料料理協会」が主宰している専門資格になります。
カクテル作りの基本として、まずはロングドリンクやショートドリンク、フローズンカクテルやホットカクテルなどのカクテルの種類のほか、実際のカクテルレシピに関して、ベースとなるリキュールの種類や選び方を学ぶことができます。
加えてカクテルに合わせたグラスの選び方、フルーツカットの技法も学ぶことができ、その名の通りカクテルソムリエとして実践的な知識をマスターできる資格です。
■受験料:「10,000円(消費税込み)」
■受験申込受付期間:二カ月に一度
■受験申込み~合否通知の受け取りまでの流れ:インターネットから受験申込(2カ月に一度)→受験料支払(代金引換・クレジットカードOK)→試験期間内までに、回答用紙を返送→「合格通知発送日」から数日後に合否通知が郵送で到着
■受験場所:在宅受験
「カクテルバーテンダー」
実際にカクテルを作るための知識、技術を持っていることを証明する資格を取得したいなら、「カクテルバーテンダー」がおすすめです。
カクテルバーテンダーとは、「日本インストラクター技術協会」が主宰している専門資格になります。
カクテルの作り方や技法、道具の選び方などに関して精通し、実際にカクテルを作るための知識、技術を持っていることを証明する資格です。
資格取得後は、飲食店やバーなどカクテルをサービスするカクテルバーテンダーとして、あるいは人気のカクテル作りを教える教室での講師など、様々な場所で活躍することができます。
■受験料:「10,000円(消費税込み)」
■受験申込受付期間:二カ月に一度
■受験申込み~合否通知の受け取りまでの流れ:インターネットから受験申込(2カ月に一度)→受験料支払(代金引換・クレジットカードOK)→試験期間内までに、回答用紙を返送→「合格通知発送日」から数日後に合否通知が郵送で到着
■受験場所:在宅受験
「HBAカクテルアドバイザー」
HBAカクテルアドバイザー認定試験は、「一般社団法人日本ホテルバーメンズ協会」が認定する資格試験になります。カクテルの知識を高め、その楽しさをより広めたいという協会の思いから誕生した資格となり、HBAカクテルアドバイザー資格認定教本「もしも私にシェーカーが振れたなら」と実技指導DVD(カクテルを作ろう)など、豊富な教材が好評を得ているカクテルの専門資格です。
■受験に必要な費用:¥36,000(消費税込)
■受験申込受付期間:年4回(1期~4期)
■受験申込み~合否通知の受け取りまでの流れ:受験料を郵便局または銀行から入金→試験期間内までに、回答用紙を返送→「合格通知発送日」から数日後に合否通知が郵送で到着
■受験場所:在宅受験
「カクテルマイスター」
カクテルマイスターは、日本最大級のオンライン資格・通信講座ポータル「formie(フォーミー)」が認定する資格です。カクテルの作り方全般はもちろん、カフェやバー開業のノウハウなどの専門知識も講座内で学習することができます。
そして、特色はなんといっても、WEB学習形式のため、スマホやタブレットでどこでも試験勉強ができること!そのうえサポートセンターの丁寧な指導付きなのでいつでも相談できますよ。
■受験に必要な費用:27,000円(認定証・検定費用・消費税込)
■受験申込み~合否通知の受け取りまでの流れ:受験料を郵便局または銀行から入金し、顔写真とともに受験申込書を送付→合否通知は、2,3週間後に郵送
■受験場所:在宅受験
「カクテルアナリスト」
カクテルの知識を専門校の必要カリキュラムを受講したうえで、初めて受験できる本格的なカクテル専門知識を持つことを証明できるのが「カクテルアナリスト」です。
こちらは「一般社団法人 日本能力教育促進協会(JAFA)」が主宰する認定資格です。まず指定の認定機関での受験に必要なカリキュラム受講が必要となり、日本能力教育促進協会への直接受験申し込みはできないことを覚えておきましょう。
カクテルは様々なお酒をブレンドすることで出来上がる飲み物です。そのためワイン、ビール、ウィスキー、ブランデー、リキュールなどの洋酒に関する専門的な知識が必要であり、その上でカクテルを作るための配合、シェイクなどの専門技術を備えていることが必要になります。しっかりとそれらのスキルを身に着けて初めてこの「カクテルアナリスト」を受験することができます。
■受験に必要な費用:受験料5,600円(税込)と認定校の認定教育機関での全カリキュラムを修了に必要な費用(通信講座なら36,000円~)
■受験申込み~合否通知の受け取りまでの流れ:認定校での必要カリキュラム学習→認定校の教材に同封の振込用紙にて受験料支払→試験期間内までに、回答用紙を返送→「合格通知発送日」から数日後に合否通知が郵送で到着
■受験場所:在宅受験
まとめ
いかがでしたか?
自宅での時間を大切にする人たちが増えたこと、女性一人でも気軽に入ることができるバーが増えたことなどから、カクテル作りのスキルの需要は高まってきています。